ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)への取り組み

◎ ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは

地球温暖化ガスの排出量削減が世界的な課題となっており、国内においても住宅の省エネルギー化は最重要課題の一つとして位置付けられています。
そこで、これまでの【省エネ】に加え【創エネルギー】を導入し、自宅で消費するエネルギー量より創るエネルギー量が多いZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に注目が集まっています。
経済産業省は、2020年までに標準的な新築住宅での実現を推進しています。

◎ ZEHへの取り組み(普及目標)

2014年4月閣議決定した「エネルギー基本計画」において、【住宅については2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均で住宅の年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロとなる住宅(以下ZEH「ゼッチ」という)の実現を目指す】とする政策目標を設定しました。
経済産業省は目標に向けたZEHロードマップの検討を行い、そのとりまとめを2015年に公表。
ZEHの自律的普及を目指してZEHの新築・新築建売住宅購入、既存住宅のZEHへの改修に対し、補助金事業の公募が始まります。
これに伴い、有限会社小内工務店はZEH2020年度に向けたZEH普及目標設定いたしました。
合わせまして【平成28年度ZEH支援事業(補助金制度)】の交付要件である「ZEHビルダー」の登録申請を行います。

◎ ZEH普及目標(ZEHシリーズ受託率合計)

平成28年度  10%→ZEHは建てれませんでした
平成29年度  20%→30%に修正 目標達成しました
平成30年度  30%→ZEHは建てれませんでした
平成31年度  40%→ZEHは建てれませんでした
平成32年度  50%

◎ ZEHの周知・普及に向けての取り組み

自社ホームページでZEHの情報掲示し、周知・普及を行う。
また、今後は基本的に全ての顧客に対してZEHの提案及び説明を行い、光熱費シミュレーション等でZEH仕様住宅と一般住宅との比較、メリットをアピールし、ZEHの認知及び促進を図る。

◎ ZEHのコストダウンに向けた具体策

断熱材、サッシ、住宅設備機器、太陽光発電システムなどのZEH標準仕様品を設定し、仕入れ業者と協力してコストダウンを図ります。
設計段階では外皮断熱性能・省エネ性能を向上させるとともに、創エネ性能を最大化する。
また外皮断熱性能計算、一次エネルギー消費量計算、光熱費シミュレーション、各種申請作業は自社作業とし、設計コストの削減を図ります。

◎ その他の取り組み

ZEHに対する理解と普及の為、各種勉強会への参加、同業者との情報交換を行い、再生エネルギー・省エネルギー・断熱性能のプランニングを追求していきます。